蒼く美しい地球を守るために
独創的なバイオマス技術でかなえていく
エネルギーのあるべき姿を抜本的に見直し、便利な暮らしと美しい地球が共存する社会へ
これまで、CO2排出量の少ないクリーンなエネルギーとして、日本では原子力発電が推進されてきました。しかし、東日本大震災による原発の事故により、日本国内に多大な損害を与え世界中に大きな衝撃を与えたことから、いま、クリーンで安全なエネルギーの普及が早急に求められています。
そこで注目されているのが、バイオマス発電です。ZEエナジーは、バイオマスの炭化リサイクルに取り組み約30年。これまで新たなエネルギーで地球への負担をゼロに培ってきたバイオマスの活用技術をもとに、あらゆる産業の環境改善をリードしてきました。近年は、地球温暖化防止の切り札となるクリーンで安全なバイオマス発電の普及に力を注いでいます。
エナジーの社名には、「Zero Emission×Energy(= 新たなエネルギーで地球の負担をゼロに)」という願いが込められています。
私たちZEエナジーは、独創的な環境技術とコンサルティングで、地球環境と共存する持続可能な社会の実現に向けてこれからも貢献していきます。
普及が期待されるバイオマスエネルギーとは?
日本では法律の中で、石油代替エネルギーとして、再生可能エネルギーを含む14種類が指定されています。
新エネルギーとして指定されているもの
- 太陽光発電
- 太陽熱利用
- 風力発電
- 雪氷熱利用
- バイオマス発電
- バイオマス熱利用
- バイオマス燃料製造
- 廃棄物発電
- 廃棄物熱利用
- 廃棄物燃料製造
- 温度差エネルギー
- クリーンエネルギー自動車
- 天然ガスコージェネレーション
- 燃料電池
※5~10がバイオマスエネルギー。
持続可能な社会を実現する「バイオマスエネルギー」
これまで廃棄物として処分されていたバイオマスを化石燃料の代わりに活用することで、地球温暖化の防止と循環型社会の構築につながります。ヨーロッパでは2050年までに自然エネルギーの比率を50%以上に高める計画が進んでいます。
導入後の運転や保守にも対応し、お客さまのご要望にトータルにお答えします
バイオマスエネルギーの導入は、その規模やバイオマスの種類によって異なりますので、導入の目的や用途にあわせた調査が必要です。
そのため、当社では計画立案の段階からコンサルティングを実施し、立地環境の調査から具体的な実施設計、設置工事までバイオマスエネルギーの導入をきめ細かくサポートします。
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- 1導入目的と必要性の確認
- 外的要因(法規制、支援制度、技術動向など)
- 内的要因(供給可能なエネルギー資源量、立地場所、経済性、リスク要因など)
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- 2調査
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あらかじめ環境に対する影響調査も行い、その影響を予測する必要があります。
- 大気汚染、水質汚染、騒音、悪臭、振動など
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- 3設計・製作
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具体的な設計を行い、発電システムの導入を進めていきます。
また、この段階で各許認可の届けおよび申請をする必要があります。(詳細はフロー下の図1に記載)
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- 4設置・試運転
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工事計画に基づき実施します。許認可が必要な工事に関しては専門の業者にまかせるだけではなく、当社でも万全のチェック体制でのぞみます。
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- 5運転・保守
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万が一、装置にトラブルがあった場合も、すぐにサポートスタッフが駆けつけ、万全のメンテナンス体制で業務の継続を支援します。
図1 発電システムの設立に必要な各許認可の届け出および申請(表を横にスクロールすると全体をご覧頂けます。)
項目 | 法令・内容 | |
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売電 | 経済産業省 設備認定 | |
一般送配電事業者 系統連系契約 | ||
土地・建築 | 都市計画法 開発許可申請 | |
建築基準法 建築確認申請 | ||
環境 | 騒音 | 各都道府県生活環境の保全等に関する条例 |
振動 | ||
景観 | 景観法に規定する景観整備機構の指定等に関する規則 | |
設備設置 | 電気事業法(保安規定・電気主任技術者届出) | |
工事立地法 |
3つのEによって実現する快適な未来がすぐそこに
今、再生可能エネルギーの普及が国をあげて推進されおり、「スマートグリッド」「スマートコミュニティ」のような循環型社会の形式も目前まできています。
ZE エナジーは、バイオマス発電を中心として環境ソリューションを通して、3つのE(Environment/Energy/Economy)に貢献する、新たな社会とエネルギーの実現にこれからも邁進してまいります。
スマートグリッドとは?
電力ネットワークを抜本的に見直し、バイオマス発電をはじめとした新しい発電方法やIT技術を組み合わせることです。
ITを駆使して電力需給をコントロールすることで、電力の安定供給と省エネルギーを実現する電力網です。
分散型の発電システムとして普及が期待されるバイオマス発電
送電時のエネルギーの損失が少なく、電力の負荷平準化が期待できるバイオマス発電は、電力の安定供給と省エネルギーを実現するスマートグリッドの要となる技術です。さらに災害などは緊急時にも自立型で発電ができるので、分散型のエネルギーシステムとしてもメリットがあります。
「ゼロエミッション」を商標登録し、経営理念に掲げてきた私たちZEエナジー
ZEエナジーの前身は、炭化装置メーカーです。1987年の創業から「炭による地質改良」の研究に取り組み、資源の循環利用などの環境課題に取り組んできました。
その当時、日本で環境課題に真っ向から挑み、取り組んでいる企業はほとんどありませんでした。ごみとして捨てられていた廃棄物を有効活用し、廃棄物をゼロに近づける。そして資源として循環させ、地球にも、企業にも、メリットをもたらす快適な循環モデルを創造していく。その頃、心に描いた使命は約30年経った今も変わっていません。
炭化装置からバイオマス資源の再生、そしてバイオマス発電とZEエナジーの取り組みは、時代とともに拡大し新たな進化を遂げています。
環境技術のパイオニアとして、初心を貫くために「ゼロエミッション(=地球への負担を限りなくゼロにする)」という言葉を商標登録し、経営理念として掲げています。