「E-world energy & water 2027」への出展が決定

東京都・福島県の両パビリオンに採択、3年連続で欧州市場へ

株式会社ZEエナジーは、2027年2月16日から18日までドイツ・エッセンで開催される欧州最大級のエネルギー関連展示会「E-world energy & water 2027」について、東京都および福島県の出展支援企業として採択されました。

当社のE-worldへの出展は、2025年、2026年に続き、今回で3年連続となります。

これまでの出展では、欧州のエネルギー事業者、自治体、エンジニアリング企業、バイオマス関連企業、カーボンリムーバル関連企業などと商談を重ね、当社の炭化技術や地域資源循環型の「炭化センター」構想について紹介してきました。

2027年は、これまでに形成したネットワークを具体的な事業連携へと発展させるため、欧州域内における炭化装置の製造・組立・保守を担うパートナーと、地域の未利用バイオマスを活用した炭化センターを共同で構築・運営するパートナーの開拓を重点的に進めます。

拡大する欧州のバイオマスカーボン®(バイオ炭)・カーボンリムーバル市場

欧州では、脱炭素化、循環型経済、地域資源の有効活用を背景に、未利用バイオマスを炭化し、農業、土壌改良、建設、環境分野などで活用するバイオ炭市場が拡大しています。

また、バイオ炭に炭素を長期間固定する「Biochar Carbon Removal(BCR)」への関心も高まっており、原料の調達、炭化、製品利用、測定・報告・検証(MRV)、認証、カーボンクレジット化までを一体的に構築する事業が求められています。

ZEエナジーは、35年以上にわたり蓄積してきた炭化技術と、国内外200か所以上の現場への導入経験を生かし、地域ごとに異なるバイオマス原料と用途に合わせた炭化システムを提案してまいります。

石炭・鉄鋼産業の歴史を持つエッセンから、バイオマスコークス®を発信

E-worldの開催地であるエッセンは、かつてドイツを代表する石炭・鉄鋼産業の中心地として発展し、現在はその産業基盤を生かしながら、エネルギー転換と脱炭素化を推進する都市へと変化しています。

ZEエナジーは、この象徴的な場所から、石炭・化石コークスの代替を目指して開発を進める「バイオマスコークス®」を発信します。

当社のバイオマスコークス®は、バイオマスを原料とし、炭化技術と成形・固化技術を組み合わせて製造する再生可能な炭素材料です。鉄鋼、鋳造、セメントなど、製造工程で固体炭素や高温熱源を必要とする産業において、化石由来炭素の使用量とCO₂排出量の削減に貢献することを目指しています。

E-world 2026での商談では、ドイツの自動車・製鉄・鋳造業界で求められるバイオマス由来炭素材料の品質や仕様について、具体的な関心が寄せられました。2027年の出展では、国内で進めている実証や用途別の規格化の進捗を紹介するとともに、欧州企業との技術情報交換、サンプル評価、実証試験、現地生産に向けた協議を進める予定です。

装置輸出から、欧州企業との共同事業へ

ZEエナジーが目指すのは、日本で製造した炭化装置を欧州へ輸出することだけではありません。

当社の炭化技術、設備設計、運転ノウハウと、欧州企業が持つ製造力、保守体制、原料ネットワーク、市場へのアクセスを組み合わせ、欧州の地域資源を欧州域内で価値ある炭素資源へ転換する事業モデルの構築を目指します。

東京都および福島県からの採択と、3年連続となるE-worldへの出展を大きな機会とし、バイオマスカーボン®(バイオ炭)、カーボンリムーバル、バイオマスコークス®を通じた日本と欧州の新たな脱炭素事業の創出に取り組んでまいります。


開催概要

展示会名
E-world energy & water 2027

開催期間
2027年2月16日(火)~18日(木)

開催地
Messe Essen(ドイツ・エッセン)

出展
東京都パビリオン/福島県パビリオン

主な展示・提案内容

  • 炭化装置・炭化技術
  • 地域分散型の炭化センター構想
  • バイオ炭・バイオマスカーボン®
  • Biochar Carbon Removalとカーボンクレジット
  • 鉄鋼・鋳造・セメント産業向けバイオマスコークス®
  • 欧州における装置製造・保守・共同事業パートナーの募集